こんにちは!ちばちゃん (@chibachan_blog) です
皆さんは静岡県掛川市にある「茶」の文字が書かれた山を見たことがありますか?
この「茶」の文字が書かれた山は「粟ヶ岳(あわがたけ、あわんたけ)」といいます。
粟ヶ岳の頂上までは車やハイキングで登ることができ、遠方から多くの方が登りに来るほど人気のハイキングコースがあります。このハイキングコースの道中は整備されているため登山初心者の方にもおすすめです。
更に粟ヶ岳の頂上には「かっぽしテラス」という展望台があり、テラスからは富士山や掛川の茶畑の絶景を一望しながら食事をとることができます!
今回は「茶」の文字が書かれた粟ヶ岳についての説明とハイキングコース・駐車場のご紹介となります!
- 茶の文字が書かれた粟ヶ岳について知りたい方
- 粟ヶ岳を初めて登りたい方
- 粟ヶ岳を色々なコースで登りたい方
今日は会社がお休みなのでまたまた低山ハイキング!静岡掛川の粟ケ岳⛰
— ちばちゃん@アウトドアブロガー (@chibachan_blog) February 28, 2022
茶畑の横をのんびり歩けて頂上には見晴らしのいい茶屋とトラさんがいました!
平日なのに沢山の人がいて地元の方にとても愛されてるなと感じる山でした!
茶屋で食べたお汁粉とお茶は最高に美味しかった😋😋😋 pic.twitter.com/djB8GmE9TJ
茶文字について
1932年(昭和7年)に銘茶の宣伝と観光効果を目的として掛川市東山の住民によって松の木を植えて「茶」の文字を作られました。遠方からでも眺めやすいように構想を練って作られたそうです。90年以上も昔にこの形になるように気を植えるなんて相当大変だったでしょうね。
1985年(昭和60年)には松くい虫の被害によって松が枯れてしまい、約1000本のヒノキに植え替えられました。現在ではその大きさが縦横約130mあり、富士山静岡空港からもはっきりと見ることができます。
粟ヶ岳とは
粟ヶ岳の主な情報
- 粟ヶ岳(あわがたけ、あわんたけ。別名無間山)は、静岡県掛川市と島田市に跨る標高532mの山
- 山頂には阿波々神社(あわわじんじゃ)が鎮座している
- 山頂の展望台「かっぽしテラス」からは富士山、伊豆半島、南アルプスを一望することができる
- 桜の名所として有名で、ソメイヨシノ、里桜、山桜など約500本が植えられている。
粟ヶ岳のおすすめポイント
山頂のかっぽしテラスからの景色は絶景!
粟ヶ岳の山頂にあるかっぽしテラスは2019年に出来たばかりの山頂休憩所です。
かっぽしテラスは2階建てとなっており、2階のパノラマテラスからは茶草場農法によって育まれた茶畑が広がり、富士山と駿河湾に伊豆半島が眺めることができます。
カフェも併設しており地元の食材を使用したランチをとることができます。かっぽしテラスは月曜日と雨天時が休店日になりますのでご注意ください。かっぽしテラスについて詳しく知りたい方はこちらを確認ください。
20211006掛川市かっぽしテラス。薄くかすみがかってますが見晴らし最高です pic.twitter.com/3Ha721baJp
— 山田礼人 (@hayoire) March 4, 2022
かっぽしテラスのジャンボ干支
掛川市東山地区の茶農家さんによる茶草場農法では秋から冬にかけて茶園の周辺にある茶草場で刈った草を束ねて干すのですが、その干して乾燥させている状態のものをかっぽしといいます。
毎年この乾燥(かっぽし)させた草を使って干支オブジェが作られており、新年にはこのオブジェを見るために沢山の方がハイキングされます。今年は寅年なのでかわいくてちょっと怖いトラさんのオブジェが作られました!
粟ヶ岳の山頂まで車で一気に行ける!
頂上の景色を見たいけど登山は疲れるし少し大変、、、という方もご安心ください。頂上付近に駐車場があるため車を停めて頂上まで行くことができます。
ですが、山頂までの道路は非常に狭く対向車のすれ違いができない場所も多いため運転が苦手な方や初心者の方はおすすめできないのでご注意ください。
また、連休などの混み合う時期は警備員による交通規制の実施があります。交通規制機関についてはこちらをご確認ください。
茶の文字の中を歩くことができる!
粟ヶ岳を登るハイキングコースには茶の文字の間を通るコースがあります。茶の草冠の間を進むのですが、道中に航空写真で現在地が書かれた看板があるため自分の居場所を知りながらハイキングできます。
粟ヶ岳でカモシカに出会えるかもしれない!
粟ヶ岳には2頭のカモシカが住み着いており、登山客の前に姿を現してくれることがあります。
実際に登山中にカモシカと遭遇する登山客も多く写真を撮ることもできます。カモシカは野生動物の中でも比較的おとなしく、人に危害を加えることはほとんどないと言われているため安心して観察することができます。
静岡県掛川市の粟ヶ岳(の先の岳山辺り)で念願の #カモシカ に逢えた。岩の上にいて、一瞬ウシかと思いました(ウシ科だけど。)。#ハイキング #登山 pic.twitter.com/drTVtm4XC0
— ZUKAROHI☆ (@ZUtoisa) August 7, 2021
東山いっぷく処で美味しいお茶と甘味が食べれる!
ハイキングコースのスタート地点に利用される東山いっぷく処では気さくな店員さんが来客者にこだわりの東山茶を振舞ってくれます。東山茶や地元で採れた野菜や果物などが所狭しと並んでいます。
また東山いっぷく処で美味しいお茶と美味しい甘味を食べることもできます!
僕が一押しなのはお汁粉です!ここのお汁粉は甘味と塩味のバランスが良くいつ食べても非常に美味しいです!ほかにも大根のおでんやかき氷もおすすめですよ。
粟ヶ岳のハイキングコース
①東山いっぷく処スタートの粟ヶ岳周回コース(おすすめ)
東山いっぷく処から粟ヶ岳山頂を目指すルートです。
道中の最初半分は舗装された道路を歩き、後半の半分で登山道を歩くため登山初心者の方や体力に自信がない方にもおすすめのコースです!
登山道の最初に急な上り坂がありますが、途中休憩所もあるので無理せず上りましょう!
歩行距離 | 往復約5km |
登り/下り | 約400m/約400m |
歩行時間 | 約2時間半 ※参考時間です |
こちらのコースのスタート地点の東山いっぷく処付近には駐車場が第1から第3駐車場まであり、合計30~40台ほどの車を停めることができます。
粟ヶ岳は人気の山なので土日になると駐車場が満車になることもあるとか。満車になってしまっても地元の方に迷惑にならないよう指定以外の駐車場には停めないようにしましょう。
駐車場に車を駐車してからさっそく頂上を目指します。スタートすると舗装された道路を進みます。車も通るため気を付けて上りましょう!
舗装された道路には粟ヶ岳山頂までの案内看板がありますので道に迷わず進めると思います。
15分ほど歩いたらハイキングコースに入っていきます。ここから斜度が強くなってきますので無理せずマイペースに進みましょう。
茶畑の間を進みます!農家の方が作業されている場合は作業の邪魔にならないように譲り合って進みましょう。
30分ほど進むと素敵な景色が見られる休憩ポイントがあります。ここでお茶を飲んだり軽食を取ることができます。
休憩所を過ぎると舗装された道路から登山道に代わります。
登山道を進むと太古の森と呼ばれる森林を進みます。静岡県の天然記念物に指定されています。自然を身体全体で感じることができます。
また、大きな木の下には雨の日も風の日も毎日登る名物おじいちゃんが木の枝で作られた日付けがあります。多くの人がこの木の枝で作られた日付を撮って登ります。
更に進むと「磐座」と呼ばれる古代に神様が降臨されたと伝わる巨岩群があります。この磐座は東山のパワースポットですので、巨岩の前で手を広げ神聖な気をいっぱい受けてみてください。
頂上までもう少し!更に進むと阿波々神社が見えてきます!立派な社殿でご利益がありそうです!
阿波々神社の裏側まで進んで1分で粟ヶ岳の頂上になります!お疲れ様です!
阿波々神社を進むとかっぽしテラスがあります。こちらで美味しいランチやのんびりとお茶を飲みましょう!
帰りはかっぽしテラスの駐車場を進み舗装された一本道の道路を下ります。舗装された道路を進むと茶文字の中を歩くことができますよ!
②松葉の滝駐車場スタートの粟ヶ岳往復コース
松葉の滝の駐車場には6~7台ほど車を止め事ができ、そこから登るルートになります。松葉の滝駐車場にはトイレはありませんのでご注意を!
※駐車場までの道中は道幅が車1台ほどの幅しかないため車の運転が苦手な方は注意が必要になります!
このルートの道中は短い距離ですが全て登山道になるため登山道具を装備して登るようにしましょう。
歩行距離 | 往復約3km |
登り/下り | 約450m/約450m |
歩行時間 | 約2時間 ※参考時間です |
粟ヶ岳の近くのおすすめスポット
ふじのくに茶の都ミュージアム
銘茶の生産地である静岡県島田市にあるお茶を楽しく学ぶことのできるミュージアムです。展示や体験を通してお茶のことを学べるので老若男女問わず楽しむことができます。
牧之原ティーテラス体験では高級茶である上級深蒸しかぶせ茶をワイングラスで味わう体験ができるので非常におすすめです。
ふじのくに茶の都ミュージアムについて詳しく知りたい方はこちらを確認ください。
まとめ
今回は茶の文字がシンボルの粟ヶ岳のハイキングコースと駐車場のアクセスについてご紹介しました。
粟ヶ岳は初心者でも簡単に登れて最高の景色が見れますし、粟ヶ岳ハイキングコースにはかっぽしテラスや東山いっぷく処などのおすすめスポットもあるので一日を通して楽しむことができます。
地元の方から遠方の方まで楽しめる山なので、是非とも一度は登ってみてはいかがですか?
以上、ちばちゃんでした!
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