こんにちは!ちばちゃん (@chibachan_blog) です
日本で初めて世界遺産に登録された屋久島には縄文杉が有名ですね!ですが屋久島には九州で一番高い山である宮之浦岳があるのをご存じでしょうか?
宮之浦岳は標高1936mで他にも1000m以上の山が45座以上もひしめき合う姿から「洋上のアルプス」と呼ばれています。
今回は宮之浦岳・縄文杉縦走登山の魅力とガイドさん付きのツアー参加がおすすめの理由を実際に僕と登山初心者の妻(ちば子ちゃん)のツアー参加体験談を交えてご説明していきます。
縦走ってなんだか大変そうだから初心者だと難しいのかなあ。。
屋久島の縦走は魅力たっぷりで初心者でも楽しめるからとってもおすすめだよ!ガイドさんをつければ更に安心安全で登山出来ると思うよ!
- 登山初心者で屋久島でハイキングを考えている方
- 宮之浦から縄文杉の縦走に興味がある方
- 屋久島登山でガイドさんを付けるか悩んでいる方
宮之浦岳・縄文杉縦走の魅力
屋久島の様々な景色を楽しめる
淀川登山口からスタートする登山ルートの場合、林道から始まり、淀川、高層湿原、笹の葉の道やガレ場などバリエーションが非常に豊かです。
しかも道中は世界自然遺産地域!自然遺産である屋久島の素晴らしい自然を体感することが出来ます。
九州最高峰の宮之浦岳を登頂できる
九州最高峰でもあり日本百名山でもある宮浦岳の山頂に登ることが出来ます。宮之浦岳の標高は1936mで、頂上からは種子島や周りの島々を見渡すことが出来ます。
頂上ではたくさんの登山者の方々がお昼ご飯やお茶をしながらこの景色を楽しんでいました。
早朝の縄文杉を満喫することが出来る
縄文杉単体のハイキングの場合、どんなに早く出発しても到着時間は10時ころです。しかも到着したころには見学エリアでは他の観光客の方でいっぱいで混雑してしまいます。
その点宮之浦岳・縄文杉縦走では2日目の早朝に縄文杉にたどり着くことが出来ます。早朝の縄文杉は屋久島の森の中に泊まらなければ拝めません!普段は混雑する縄文杉を独り占めすることが出来ます!静寂の中朝焼けに照らされた神秘的な縄文杉をじっくりゆっくり鑑賞することが出来ます。
朝焼けに染まった縄文杉はこんなに美しいよ!
縦走した人だけが見ることが出来る景色だね!
山小屋で1泊2日した人だけが縄文杉をのんびりゆっくり見ることが出来るなんて贅沢だね!
初心者の縦走は大丈夫?
宮之浦岳・縄文杉縦走コースに関して
宮之浦岳・縄文杉縦走登山は2日かけて約22㎞ほどの距離を歩きますが、道中は危険な箇所もなくのんびり無理ないペースで歩けば初心者でも縦走は可能です。
道中は沢山の写真スポットがあるので時間が許す限り屋久島の美しい景色を堪能しましょう!
登山中に危険動物が少ない
屋久島は本州と違い熊やイノシシ、ハブがいないため道中安心して登山することが出来ます。
逆に道中ではヤクザルやヤクジカと出くわすことも!基本的に動物側から人間に攻撃してくることはないので初心者でも安心して登山を行うことが出来ます。
宮之浦岳・縄文杉縦走コースには水場が多い
屋久島は水が豊富な島であるため道中に多くの水汲み場があります。そのため登山中に何リットルも水を持ち歩く必要がありません。
水を持たなくていいということはザックの重量が重くならずに済むため、道中の体力の消費を抑えることが出来ます。
しかも屋久杉の水は有機物を含まない硬度10の超軟水。とてもまろやかで美味しい名水と呼ばれるため疲れた体に染みわたります!
宮之浦岳・縄文杉縦走の難易度はどのくらい?
宮之浦岳・縄文杉縦走コースの難易度は?
登山道は全体によく整備されており、技術的に難しいところはほとんどありませんので、普段登山や運動をされる方なら問題なら心配するほどの難易度ではありません。
重要なのは登山中に無理ないペースで歩くことです。初心者でも登山時のペース配分を間違えずに無理なく歩けば実施可能だと思います。
初心者の私でも無理ないペースで歩くことで完走出来たよ!
日帰り縄文杉よりも1日当たりの移動距離は短い
日帰り縄文杉の場合は1日で歩く距離が22.0㎞に対して、宮之浦岳・縄文杉縦走の方は約22㎞を2日かけて歩くため1日当たりの歩行距離が短くて済みます。
宮之浦岳・縄文杉縦走 | 日帰り縄文杉 | |
---|---|---|
歩行距離 | 1日目:10.5km 2日目:12.5km (総距離約23㎞) | 往復約22km |
登り/下り | 約1300m/約2000m | 約1200m/約1200m |
歩行時間 | 1日目:8時間 2日目:6時間 (総時間約14時間) ※参考時間です | 約9時間半 ※参考時間です |
道中常に新しい景色を見ることが出来る
日帰り縄文杉は往路と復路で同じ道を行き来するのに対し、宮之浦岳・屋久杉縦走の場合は常に新しい道を歩くため道中楽しんで歩くことが出来ます。
屋久島の色んな顔を見ることが出来るから、初めて屋久島に来る人ほど縦走はおすすめだよ!
ガイドさんはつける方がいい?
宮之浦岳・縄文杉縦走を楽しむならガイドさんは必須!
屋久島の登山道は技術的に難しいところはないため、登山経験者はガイドさんをつけなくても問題なく縦走をすることが出来ると思います。
ですが屋久島の大自然を安全・安心でとことん満喫するなら、屋久島を知り尽くしたガイドさん付きツアーは参加必須です。
ガイドさん付きツアーのおすすめを説明します!
ガイドさんは屋久島を知り尽くしている
屋久島を知り尽くしたガイドさんは道中の花や植物、山の名前や動物のいる場所などたくさんの事を教えてくれます!
例えば下の写真です。
平石という大きな岩がある場所で普通なら通り過ぎてしまいそうな一見普通の道ですが、岩場を少し登れば宮之浦岳を一望できる360度大パノラマの絶景スポット!!
ガイドさんがいなければ見落としてしまっていました!!
また宮之浦岳山頂には屋久島の麓にある益救神社の奥宮の祠があることを教えてもらい参拝をすることが出来ました。
屋久島の山岳信仰を体験することが出来て非常にいい経験が出来ました。
祠について詳しくはこちらをご覧ください。
祠も知らなかったら通り過ぎてしまうような場所にあったので教えて貰わないと気づけなかったよ!
ガイドさんがいると安心安全!
屋久島は一月のうち35日雨が降るといわれるほど雨が多いため、急な雨による低体温症や道中が滑りやすくなり怪我をするリスクがあります。
また雨が強いと道中の見通しが悪くなり道迷いを引き起こすことも。その点ガイドさんがいることで怪我や道迷いのリスクを低減出来ます。
雨の屋久島もきれいで素敵だけど道が滑りやすくなったりするから気を付けないといけないよ!
ガイドさんがいてくれたおかげで、道迷いなどの不安要素が少なくて楽しく登山出来たよ!
ガイドさん付きツアーで必要な装備をレンタルできる!
宮之浦岳・縄文杉縦走では避難小屋を利用しますが避難小屋には寝袋やマットなどはないため持参が必要です。
ガイドさん付きツアーであればこれらの必要な装備を個別レンタルするサービスもあります。レンタルすることで屋久島までの移動時の荷物を減らせるメリットもあります。
また、ゴールデンウイークや夏休みなどの長期連休ではたくさんの登山客が屋久島を訪れます。もちろん山小屋を利用する人も多くなるため、山小屋の収容可能人数をすぐに超えてしまい山小屋を利用することが出来なくなる事もしばしばあります。
そんな時でもガイドさんは宿泊用のテントを持ってきているので、柔軟にテント泊に切り替えることが出来ます。安心して屋久島の山を楽しめますね。
宮之浦岳・縄文杉縦走を楽しんだ後は、屋久島を観光したかったから
テント装備などはガイドさんに準備してもらって最小限の荷物で行くことが出来たよ!
屋久島の食材を使った料理などを山の中で作ってもらえる
一泊二日のガイドツアーの場合、食事はガイドさんが作ってくれることが多いです。僕たちは1日目の夕食は地元の食材を使った料理やお酒を大自然の真ん中でいただくことが出来ました!
僕たちが実際の夕飯で頂いたのは屋久島の鹿児島産の豚肉を使った餃子やお肉サラダ、メインにサバ節をダシにして作った具沢山のうどんと屋久島のお酒をいただけて大満足でした!
ガイドさんが持ってきてくれた屋久島の中でも珍しい愛子ってお酒は本当に飲みやすくて感動したよ!
まとめ
今回は宮之浦岳・縄文杉縦走登山の魅力とガイドさん付きのツアー参加がおすすめの理由を実際に登山初心者の僕と妻のツアー参加体験談を交えてご説明しました。
1泊2日の縦走と聞くと大変そうだったり、体力的にキツイと思われるかもしれませんが、ガイドツアーを利用することで安心安全で屋久島の大自然を楽しむことが出来ます!
是非とも一生に一度は屋久島の山を楽しんで下さい!
以上、ちばちゃんでした!
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