こんにちは!ちばちゃん (@chibachan_blog) です
みなさんは達磨山を登ったことはありませんか?
静岡には数多くの低山がありますが、景色を見ながら楽しい登山ができるオススメの山とはどこかと聞いたら多くの人が達磨山を挙げると思います。
伊豆にある達磨山周辺には高い木がなく山頂まで笹に覆われているので、山なのに高原のようであり美しい稜線歩き楽しめます!
そんな達磨山の登山ルートですが、山頂からの展望だけ見たい方にオススメの登山ルートや、山と山を繋ぐ稜線を歩きたい方向けの登山ルートなど、自分が登りたいルートを選ぶことができ何回登っても楽しめます。
今回はそんな静岡県伊豆市に位置する達磨山のオススメ登山ルートと駐車場をご紹介します。
- 達磨山のおすすめ登山ルートに興味がある人
- 山頂から富士山の絶景を見たい人
- 静岡のおすすめの低山を探している方
- 稜線歩きを味わってみたい方
達磨山は景色を楽しみながら歩くことができる登山ルートがたくさんあり、初心者から登山経験者までとってもおすすめですよ!!
先日の金冠山〜達磨山。ここから見る富士山がトップレベルで好き。沼津に住んでいた頃はすぐに行ける喜びがあったけれど、今は今でこの限られた時間がとても愛おしい。温泉旅館でゆっくりできるのも醍醐味。 pic.twitter.com/INvTX0xNUA
— ふじっぴ (@genkinibocchi) November 1, 2021
達磨山とは
- 達磨山(だるまやま)は静岡県沼津市と伊豆市の間に位置する982mの山
- 座禅した達磨大師に似ていることから達磨山と呼ばれている説がある
- 達磨山へのアクセス性は非常に良く、西伊豆スカイライン沿いに駐車場や登山入口がある
- 伊豆には3人の天狗が住んでいたと言われ、有名な天城山の万二郎岳、万三郎岳に対して、その長男が住んでいたのが達磨山であり、別名を万太郎岳と呼ぶとも言われている
達磨山のおすすめポイント
アルプスのような稜線歩きができる
達磨山の登頂場付近には高い木が少なく、背の低い笹原が覆っているため、海や山が一望できて、アルプスの稜線歩きを思わせる登山をすることができます。
低山といえば林道の中を進み、頂上付近も景色が良くないように思いがちですが、達磨山は登山道中に駿河湾が見えるため低山なのに高度感もあり、頂上でも景色を楽しめます。
天気が良ければ富士山、戸田漁港、駿河湾まで一望できますよ。
レベルに合わせた登山ルートが複数ある
達磨山を登るルートは複数あり、目的や登山のレベルに合わせてルートを選択することで毎回違う景色を眺めることができ、何回登っても楽しむことができます。
登山初心者や頂上からの景色だけを望みたければ、達磨山頂上のすぐ近くに車を止めて20分登るルートもありますし、じっくりと山登りを楽しみたい方へは達磨山へ縦走しながら向かうルートもあります。オススメのルートは後述しますので目的に合ったルートをご確認して下さい。
登山道の整備が十分されており初心者でも安心して登れる
達磨山付近の登山道は「伊豆山陵線歩道」として整備されており、登山道には丸木でできた階段や看板の設置があるので初心者の方でも歩きやすく、楽しく安全に登山をすることができます。
達磨山高原レストハウスから登るルートでは青々とした芝生歩きを楽しめる
達磨山高原レストハウスから達磨山を目指す登山ルートでは登山開始直後から青々として美しい芝生歩きを楽しむことができます。朝日を浴びた芝生は青空との対比でとても美しく何度も歩きたくなります。
また、この芝生はピストンで戻ってきた際には優しいクッションのような役割となり足への負担を減らしてくれます。
必要な装備、注意点
達磨山周辺の登山道は整備されていますが、木の階段は濡れていると非常に滑りやすく、転倒するリスクが高いです。また、伊豆は滑りやすい土が多いので登山靴を履いて登ることをオススメします。
また、達磨山の登山道には休憩するためのベンチはありません。日差しを避ける場所も少ないので日焼け対策と水分補給はしっかりと行い、時々立ち止まって休憩しながら無理のない登山をしましょう!
休憩中の日差し対策にはモンベルの日傘がおすすめです。重量はたったの200gと軽く、小さいためカバンの中にも入れやすく持ち運びやすいです。また強度も高いので壊れにくいので日傘をお探しの方はこちらを検討してみてください!
達磨山のおすすめ登山ルート
それでは達磨山のオススメ登山ルートを3つご紹介します。
【初心者向け①】あせびヶ原駐車場から達磨山を往復するルート
あせびヶ原駐車場から駿河湾を横目に達磨山山頂を目指すルートで、達磨山を登るのに最短距離かつ最短時間のルートとなります。時間がない方はこのルートがオススメです。
歩行距離 | 往復約1.2km |
登り/下り | 約150m/約150m |
歩行時間 | 約1時間 ※参考時間です |
西伊豆スカイラインのあせびヶ原駐車場からすぐにある西伊豆スカイライン 達磨山北側登山口から登るルートは丸木の階段の登りが続きますが、危険な箇所はなく、無理なくマイペースに登ることで初心者でもお子さんでも頂上まで登頂することができます。一番お手軽なコースとして時間がない時にも楽しむことができます。
【初心者向け②】戸田峠駐車場から達磨山を往復するルート
戸田峠駐車場から小達磨山を経由して達磨山山頂を目指すルートです。登り初めの林道から達磨山の頂上を目指すルートとなります。
歩行距離 | 往復約4.1km |
登り/下り | 約367m/約367m |
歩行時間 | 約2.5時間 ※参考時間です |
戸田峠は沼津市と伊豆市の境に位置する標高725mの峠です。ここには整備された駐車場があるので車を停めて達磨山を目指すことができます。
達磨山へは丸木の階段を登り、尾根沿いを歩きます。歩き初めは林道を進むこととなりなかなか眺望の良い景色は見えませんが、あせび峠に着く頃には正面に達磨山が見えると同時に、開けた景色が目の前に広がり清々しい気持ちになれます。
【初心者向け③】達磨山高原レストハウスから金冠山・達磨山を往復するルート
達磨山高原レストハウスから金冠山を登頂したあと、戸田峠へ向かい小達磨山を経由して達磨山山頂を目指すルートです。山々を超えて縦走気分で達磨山の頂上を目指すルートとなります。また、達磨山と金冠山の2つの山を登ることのできるルートです。
実際に僕がよく登るコースがこちらです!
歩行距離 | 往復約8.5km |
登り/下り | 約630m/約630m |
歩行時間 | 約4時間 ※参考時間です |
それでは実際にこのルートを歩いてきたので、写真を交えてご紹介をしていきます。
登山口となる達磨山高原レストハウス前の無料駐車場へは修善寺ICを降りて15分ほどの距離になります。
達磨山高原レストハウス前の無料駐車場には約50台程の車を停めることができます。
達磨山高原レストハウスについてはこちらをご確認ください。
駐車場にはトイレが併設されております。
達磨山への道中、トイレはないので登山前にはこちらでトイレを済ませておきましょう。
達磨山高原レストハウスを西へ3分ほど進むと誘導標識が出てきます。ここから達磨山への登山道が開始です。
登り出してすぐに整備された芝生が続いたハイキングコースとなります。晴れた日の朝一番に歩くと、真っ青な青空と緑がかった芝生のコントラストが美しいです!
金冠山と戸田峠までの分岐まではこの芝生が続きます。
登り出しは緑が気持ちよくて歩きやすいですが、帰りも芝生が柔らかいクッションの役割をしてくれて足に優しくて嬉しいです!
30分ほど歩くと金冠山と戸田峠の分岐に着きます。まっすぐ芝生の続く方向に進むと戸田峠、左の舗道を進むと戸田峠です。誘導標識もありますので、道に迷う心配もありません。
分岐から丸木の階段を50m登ると金寒山の頂上に着きます。金冠山からは晴れた時は富士山もはっきりと見えます。
次に金冠山を降りて戸田峠に進みます。戸田峠へは舗装された道路を進むので歩きやすいです。
戸田峠についたら、戸田峠の駐車場脇にある登山道を進みます。戸田峠から達磨山へはおよそ2.6kmで60分ほどです。
道中は林道が続きます。日陰が少ないので日差しが強い時はしっかりと日焼け対策をするようにしましょう!
登山道中、右手には戸田港を一望することができます。戸田港は一方を海に、三方を森に囲まれていることがわかりますね。
途中小さなピークに着くと、子達磨山の標識が現れます。残念ながら子達磨山は林に囲まれているため景色が全く見えません。
小達磨山をすぎて10分ほど進むと視界が開けて達磨山が見えてきます。長く続く西伊豆スカイラインと高々とした山の対比は美しく写真映えのする場所です。
あとはラストスパートです。達磨山頂上へは丸木の階段が20分続くので、息を整えながら無理せず登りましょう。
登り切れば頂上に到着です!頂上には達磨山の標識があります。
達磨山から来た道を振り返ると、歩いてきた道のりが見れて達成感を味わえる景色が広がります。
頂上で一休みしたら来たルートを折り返して達磨山高原レストハウスへ戻りましょう!
達磨山レストハウスに戻ったら頑張ったご褒美に美味しいデザートを食べるのもありですね!
まとめ
今回は静岡県伊豆市に位置する達磨山のオススメ登山ルートと駐車場をご紹介しました。
達磨山は静岡の低山の中でも登りやすくて景色もよいので、一度は登ってみることをオススメします!
山頂からの展望をサクッと見るための登山ルートや、山と山を繋ぐ稜線を歩きたい方におすすめな登山ルートなど、自分が登りたいルートをチョイスしてぜひ一度は登ってみましょう!!
以上、ちばちゃんでした!